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2008年9月の記事

「レポート課題集」を眺めてはため息ばかりの毎日

暑かった夏もようやく終った。仕事も暑さに比例してに暇になった。
勉強のためには好都合な、生活のためには「空恐ろしい」季節を迎えつつある。
連休もしっかりとカレンダー通り消化した。

その連休中に日本史特殊ⅠとⅡを書き上げようと、
必死になってあがいたのだが、結局完成できなかった。

「好きなものは後で食べる派?」なので、「日本史」を残しておいたのだが、幾分でも予備知識のある分野なので、「雑念」が多くてなかなか前に進めない。

気分転換に文Ⅰや文Ⅲの課題でレポートが書けないかと、眺めてみるのだが・・
残っているのは「部外者お断り」のような課題ばかりでため息が出る。

例えば『アメリカ文学』の課題は、次のような文である。
『アメリカ文学には植民地時代以来の様々な「物語」が織り込まれている。それら各種の「物語」における「事実」と「虚構」の関係に留意しつつ、教科書『アメリカ文学史』で扱われた作品から一つ選び、その作品から読み取れる『もっとも現代的な問題』を、わかりやすく論じなさい。・・以下省略』

テキストの配本は受けおいたので、「履修する権利」はあるのだが・・
欲しい人に「のし」をつけて譲ってあげたい。

それにしても、文Ⅲの課題を見るといつも「奈落の底に落ちていくような」気がする。
同情に堪えない。 (オイオイ)

「レポート課題集」を眺めてはため息ばかりの毎日である。

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幸せな辞書

先日地元古書組合が主催する古書展に行ってきた。
いつものように、汗臭いおじさんたちに囲まれて(勿論私もその一人ですが)
必死になって本を探した。
今回の100円コーナーは本の種類がひどく偏っていた。
マルクスやエンゲルスにレーニン、おまけに金日成の全集本が並んでいた。
その他にも、共産党関係の本や、「前衛」なんかが山積みだった。
少し懐かしいような、背中がゾワゾワするような妙な気分だった。

入学した大学の自治会は中核派の牙城で、それに対抗する「青共」がクラスに乗り込んできてはバトルを繰り広げていた。 もっとも「浅間山荘」も終わって、「武力闘争」はすっかり下火になっており、ひどくのんびりした「闘争」だったが。

私は完全なノンポリ(懐かしい!)だったが、時代の雰囲気は自然に身についてしまうものらしい。 右よりも左にシンパシイーを感じる。

結局、日本史の専門書(近世土地制度史、洋学史、民衆倫理史)を買った。
合計6800円也 100円の本を買うはずが思わぬ出費になってしまった。

しばらく顔を見せなかった「辞書おじさん」(いつも辞書ばかり大量に買っていくので)も元気に活躍していた。私も辞書フェチなので、彼はライバルなのだが、どうでもいいような(普通の英和辞典とか古語辞典とか)本を毎回大量に買っていくのは何故だろう?
一度聞いてみたいような気がしている。

そういえば、ライティングのクラスで横に座った女性の英和辞書は凄かった。
研究社の英和中辞典だったが(私も高校生の時に使っていたので懐かしかった)

全体が本来の倍くらいの厚さに膨らみ、破れた表紙は武骨にガムテープで補修してあった。
手垢が臭ってきそうな辞書だったが、迫力に圧倒された。

辞書冥利につきる「幸せな辞書」だと思う。

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