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2008年10月の記事

盗作問題

昼休みに事務所に帰って、コンビニ弁当を食べながらテレビを見た。
どこかの局で(リモコンをルーレット代わりにして、適当に選局するのでいつも見る番組が違う)東京都の議員が海外視察の報告書を盗作した・・盗作された大学教授もあきれている・・そんな内容だった。(最初から見ていなかったので、少し怪しいかも・・)

出演者は「税金だ」「税金だ」と怒っていたが―視察は税金で行われたという意味だと思う―盗作した方に少し同情してしまった。

自分で立派な報告書を書き上げる自信があれば別だが、目の前に完成されたものがあれば、誘惑に負けそうになる。 慶応の通信生なら、一度や二度はそんな誘惑があったはず。(私だけだろうか?)

残念ながら?レポート課題にジャストフィットする論文やネット記事に当たったことがないので、全文を「盗作」したことはないが、自分の言葉で論文のパラフレーズを書き換えて使ったことは何度もある。

「学ぶとはまねることだ」と勝手な理屈をつけているが、恥ずべきことなだろうか?
CiNiiで大学の紀要を見ていたとき、一度読んだような気がする文章に出会ったことがあった。記憶のある本を探したら、そっくり同じ文章が出てきた。
引用符なしで10行ほど「剽窃」されていた。

2~3日「嫌な気がして」不機嫌だった。
下手な文章でも、自分の頭で「創造」する方が遙かに気分がいい。
もっとも気分と比例して「泣ける」が・・・苦労が多くて・・

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中国文学史のレポート

去年書いた中国文学史のレポートは散々な講評で、再提出する気力もなく、そのまま終わってしまった。テキストは勿論、数冊の「中国文学史」の専門書を読んで書いたのだが、「文学史を書く以上数冊の『作品』を読むことが最低条件だ・・」そんな講評だった。確かに、小説一つ読まなかったのだが、「文学史」を書くのにいちいち作品を読み込まなくても・・そんな反発もあって諦めてしまった。

諦めはしたが、心のどこかにリベンジしたいという気持ちがあるせいなのか、古本屋でそれらしい本があると、一冊二冊と買ってしまう。それで『紅楼夢』『『聊斎志異』『『金瓶梅』『三国志演義』などが本棚に並んでしまった。
『聊斎志異』だけは一つ一つの話が短いし、元々怪奇小説が趣味なので面白く読んだが、その他は本棚でほこりをかぶっている。

2008の「レポート課題集」を眺めていたら、中国文学史のレポート課題に目がとまった。「現代作家」の視点から.「口語体小説の歴史的展開」を眺めてみたら面白そうだな・・などと・・たいそうなアイデアがひらめいた。
もっとも中国の現代作家の名前も浮かばず(知らない)、高校の国語で勉強した魯迅で間に合わせることにした。『阿Q正伝』『狂人日記』ぐらいは読んだ記憶がある。
大いに期待して『阿Q正伝』を読み直そうとしたのだが、推理小説・時代小説頭?になってしまったので、全然面白くない。5ページぐらいですっかり嫌になってしまった。

そんなわけで、今はブックオフで手に入れた中公新書の『魯迅』を読んでいる。

30代で競馬に凝ったことがあった。毎週のように「競馬関係の本」を買いあさり、
「馬券」に使った金よりも本に使った方が多かった。水泳を始める前は数冊のハウツー本を読んだ。常に「実戦」を本で理解しようとするタイプらしい。(自分以外にそんな人がいるのかどうかは不明だが・・)

今回も『作品』を読まずに「文学史」を書いてしまいそうな予感がする。

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